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[ 2024/05/18 01:49 | ]
中古車の価格が世界一高い、ルビーの産出量が世界一の国は?

さて、今日はいきなり問題です。
次のヒントに当てはまる国はどこでしょうか?
早いヒントで当てたあなたは経済通。


ヒント
1)世界一中古車の価格が高いと言われている

2)高級ルビー産出国の世界一

3)穀物自給率は110%。平均月収1万5千円程度

4)人口、6000万人、一人当たりGDPはおよそ5万8千円

5)銀行はあまり使われずに、大金でも基本的に現金取引

6)日本人が尊敬されている

7)経済の中心都市はヤンゴン

8)中国、タイ、バングラディシュと国境を接している

9)近年、アメリカの経済制裁が段階的に解除される

10)民主化指導者、アウサンサン・スーチーさんが国会議員に当選した。


*******
中古車買取りのトラブル、特に解約時に多い様子。損しないための対策は?
*******


最後のほうのヒントで、もうわかったと思います。
答えはミャンマーです。

最近、軍事政権から民主化につながり、ビジネスマンたちの注目度がすごいですよね。
先日のテレビ東京の経済番組「未来世紀ジパング」で紹介されたんですが、
中古車と、ルビーという2点に特にフォーカスして紹介されていました。


以下、番組を見て管理人がとったテレビメモ
・2011年9月から、中古車やさんに急速にオーダー、注文が多く入り始めた。
・ミャンマーを古くから知る人。街を行く車の数が激増した。まさに開国前夜という状況。
・1962年クーデターで軍事政権に、1988年民主化運動を弾圧、1997年、アメリカからの投資禁止、経済制裁をしている。
・2010年総選挙、2011年3月新政権発足。アメリカ、経済制裁の緩和に動く
・トヨタマークⅡ、2003年式。日本では60万円くらい。ミャンマーでは300万円。97年式のハイラックスサーフ 450万円
・ミャンマーは世界一、中古車が高い国
・ミャンマーの95%の車が日本車。日本なら廃車寸前の車が現役で走っている。
・大金を扱う中古車屋さんでも、基本的に現金取引。
・以前は2000万円した車が1年で500万円になった。6,7割は値下がりした。これは、政府の中古車の輸入規制の緩和による影響
・それまでの古い車を廃車にすれば、輸入ができる。
・30年前からの中古車ビジネス。昔は仕入れ値の10倍で売れた。
・ミャンマー人は日本車が大好き。
・中古車300万円の内訳、本体75万円、輸送費15万円、輸入料30万円、登録料30万円、手数料10万円、輸入許可証 140万円
・輸入許可証は市場で流通されている。それまでは1000万円で取引されていた。
・輸入許可証を発行すると、当時の軍事政権の幹部の特権だった。
・ミャンマーは車は資産という考え方。
・ミャンマーの通貨チャットは、3回紙くずになったことがある。
・ミャンマー人はほとんど銀行を使わない。それで物を買う
・新車の小型車も街では走っている。130万円で買った新車。タクシーが多い。チェリーQQ。中国メーカーの車
・買いたい人が多くて売切れる。予約待ちの大人気。アメリカの経済制裁を受けている国に、それまで乗り出せなかった。中国は気にしなかった。
・日本の中古車は壊れないことで人気が確立している。
・ミャンマー名産のもの。ルビー
・ミャンマーは鉱物資源の宝庫、ヒスイやルビーがたくさん取れる
・オークション会場、日本人、森孝仁さん。ルビー専門の宝石商。鉱山のオーナーが、ルビーの取引価格が安すぎないかチェックを依頼した。
・ルビーは世界最高がミャンマー。森さんは、外国人で一人だけルビー鉱山の採掘権を獲得した。
・黒っぽい品質の悪いルビーも加熱すれば、鮮やかな色に変わる。非加熱のルビーを扱うことにこだわる。協力してくれるミャンマー人も増えてきた。
・加熱したルビーは100万円。非加熱処理は1億円。

 

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未来世紀ジパング
テレビ東京 毎週月曜日 22:00~
出演:大浜平太郎さん、シェリーさんほか
ホームページ:http://www.tbs.co.jp/hanamaru/
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[ 2012/05/20 10:51 | 仕事・ビジネス ]
除菌剤メーカー、需要ピークの後にとった戦略とは?


あなたは薬品メーカーの社長さんだとします。
ある年の冬、インフルエンザが大流行するというので、
あなたの会社に除菌剤の注文が大量にきました。


売り上げは大変伸びるし、お客さんも
どこに注文してもなかったので助かったと喜んでもらえました。


しかし、、、あなたはふと考えます。
この注文ってこれからも続くだろうか?


あなたなら、どうしますか?


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ちなみに、福岡県グルメ他情報ブログなら
http://blog.livedoor.jp/fukuokajimoto/
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上記の疑問に答えるというわけではないでしょうが、
先日のワールドビジネスサテライトで、
除菌剤を扱っていた大幸薬品のケースが取り上げられていました。

 

ワールドビジネスサテライト
2011/07/28(木)
○需要急変、企業どう臨む
・大幸薬品、正露丸でおなじみの
・今年1月から3月にかけて、倉庫全体に返品品があった。
・クレベリンという除菌剤が爆発的にヒットした。
・インフルが収束すると、販売が急減した。
・売れ残りは返品されるのが慣習。
・昨年はマイナス売り上げ高。
・この反省から、業務用を展開したい。通年で使っていきたいとのこと。
・機械に強い商社を訪問。介護施設向けにアピールして欲しい。
・現在は、業務用は2割だが5割に持っていきたい。

 


除菌剤メーカーの商品供給力の強みを生かして、
販売先を安定先に切り替えていく。


企業の危機管理能力からは勉強させられることが
たくさんあると思います。

 

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ワールドビジネスサテライト
テレビ東京系列 毎週月~金曜日 23:00~
出演:小谷真生子さんほか
ホームページ:http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/
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[ 2012/04/10 01:57 | Comments(1) | 仕事・ビジネス ]
ニトリの社長さんが、人材をスカウトした場所とは?

先日のNHKの「仕事学」では、家具メーカーのニトリが紹介されていました。


ニトリでは、自動車メーカーの幹部をスカウトして、
品質管理部門を立ち上げて、家具そのものの品質はもちろん、
クレームを減らすこと、コストを下げることなど、
会社発展の大きな飛躍に貢献しています。


ところで、今日のクイズ。
そんな品質管理のトップである、自動車メーカーの幹部をどこで見つけて、スカウトしたでしょうか?
というのが今日の問題。


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ちなみに、福岡地域情報ブログなら
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品質管理の人材をスカウトした場所、
それは飛行機の中だそうです。


当時、二人とも別の会社だったそうですが、
中国に出張する機会があって、お酒を飲んで親しくなったそうです。


ニトリの似鳥昭雄社長は、この時から会社に来てほしいと思っていたそうです。


その後、自動車メーカーの工場に見学に行ったり、食事会をしたりして、親しくなって退職後にスカウトに成功したそうです。

 

仕事学
2011/08/17放送分
ニトリ・不況をチャンスに変える
第3回 常に前例を否定せよ

 

○品質業務開発室の立ち上げ
・2006年、品質業務開発室を立ち上げた
・元ホンダの中国支社の社長を招いた。
・家具はエンジニアリングではなく、感じニアリングだった(元ホンダ中国支社長、現ニトリ専務さん)

 

○品質管理をするために何をしたか?
・海外の工場を回って、不良品をなくす取り組みをした。
・引き出しのレール。それまでは、位置がずれることがあった。それまでの工程では、検品は完成してから。
・自動車メーカーの発想でこれをなくした。治具とよばれるものを導入。不良品を大幅に減らすことに成功。
・品質が上がり、コストも下がった。
・品質が悪いと交換してクレーム。しかし、基本が悪いとまただめになる。
・クレーム費用の削減とか、店舗の手間暇をさげた。合理化、品質を上げると一石三鳥くらい
・品質改善室を立ち上げて、21人集めた。
・それまでは、一般的な家具の検査部門しかなかった。
・品質管理部を立ち上げて5年たって、劇的に効果があった。自社工場だけではなく、取引先の工場にいく必要がある。
・まずは、整理整頓や衛生からはじまった。材料も一等材を使う。
・完成品でだめなものををカットするのではなく、第一工程、二工程でチェックして、出来上がりは全部引き取るくらいの感覚で。

 


社長のきさくで明るい性格ももちろんですが、
普段から問題意識をもっていないとできない行動ですよね。


昔、マイクロソフトの西さんが、京セラの稲盛会長と飛行機の中で、
会って話をして投資をしてもらったというお話もあったと思います。
(管理人の記憶によると・・・ちょっと定かでないですが)


飛行機の中って、結構大事な人脈を築く機会なんですね。


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仕事学のすすめ
NHK 毎週木曜日 22:25~
ホームページ:http://www.nhk.or.jp/etv22/thu/
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[ 2011/11/25 21:21 | Comments(1) | 仕事・ビジネス ]



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